横浜市内在住の私は、約10Kmを自転車通勤していますが、この本を読んでからというもの、掲載されている建物を実際に見てみたいという衝動を呼び起こさせてくれる本だと感じました。 日頃は、ただ単に見ている建物も、建築家の名や、建築物の特徴をあらためて知ることで、もう一度見たいという気持ちにさせてくれる本です。 建築物の場所を特定するための地図も丁寧に書かれていますので、この本を持って、散策したり自転車で回って見ることで、新しい楽しみ方が出来るのではないでしょうか。
見て、読んで、使って。おすすめ度
★★★★★
他の建築MAPシリーズ同様、横浜・鎌倉・箱根地域の近現代建築を中心に、時には歴史的建築までの名建築の写真を掲載し、特徴を解説するとともに、この地域に関係した建築家や建築様式等のコラムを載せたガイドブックです。
見て、読んで楽しめるとともに、各建築物についてプロットした地域図がついており、使っても楽しめる本です。
欲を言えば、写真をもう少し大きくして欲しかったという注文はありますが、
これは「実際に物件を見に行け」という出版社の意図があると思いましょう。
建築探偵には必須のアイテムです。
概要
累計20万部突破のベストセラー「建築MAPシリーズ」に待望の横浜・鎌倉編が登場。明治から昭和初期にかけて建てられた美しい洋館や三渓園をはじめとする古きよき日本の庭園、そして藤沢市を中心に見られるコンクリート打ちはなしの近未来型建築など、このエリアはじつにバラエティーに富んでいる。 登場する建築物も、横浜郵船ビル、神奈川県立歴史博物館、横浜市開港記念会館、鶴岡八幡宮、建長寺など、有名どころが多い。最近の建築に関しても、槇文彦、丹下健三、原広司、宮脇檀などの著名な建築家が設計に携わっているケースが多く見られる。
このシリーズのほかの書籍同様、設計を手掛けた建築家の名前や鑑賞のポイント、所在地、地図などを詳しく掲載している。建築物の手軽な解説書であると同時に、優れたガイドブックとなっているのが特徴である。身近な旅を楽しむためのスパイスとして、また建築を学ぶ際のガイドとして、広くおすすめしたい1冊である。(土井英司)
近代建築と最新プロジェクトの宝庫・横浜。襞深い心戸にひっそりと残された古都・鎌倉。近代リゾートの先駆け、保養・観光の地・箱根。それぞれに特色豊かな街を抱える神奈川県全域の建築全321作品を写真・データ・解説で掲載。1:10,000をベースにしたMAPに作品名/設計者名併記でプロット。