概要
巻五以降、頼朝の挙兵、義仲の動向、義経の活躍を経て、一の谷の合戦にいたるまでを描く。歴史学と文学の共著者が、本書を平家物語諸本と読み比べ、読み体系『延慶本』に最も近い形態をもって東国に成立したことを明らかにした労作。坂東武士団の活躍を多く書き留めており、歴史史料としても興味深い。文庫オリジナル。
著者紹介
【福田豊彦】
1928年生まれ。北海道大学大学院文学修士。東京工業大学・国立歴史民俗博物館名誉教授。著書に『千葉常胤』『平将門の乱』『中世を考える』『東国の兵乱ともののふたち』『中世成立期の軍制と内乱』など。
【服部幸造】
1942年生まれ。名古屋大学文学部卒。名古屋市立大学人文社会学部教授。著書に、講座日本の伝承文学3『散文文学〈物語〉の世界』『朝日町誌資料編1』など。
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